精選版 日本国語大辞典 「矢尻細」の意味・読み・例文・類語 やじり‐ごまか【矢尻細】 〘 形容動詞ナリ活用 〙① 矢を射るのに、細かにねらいをつけて射るさま。巧みに矢を射るさま。[初出の実例]「百発百中の矢尻こまかなること」(出典:俳諧・四人法師(1678))② 転じて、抜け目のないさま。細心で手落ちのないさま。金銭などに細かいさま。[初出の実例]「誠に前の句は矢尻(ヤシリ)こまかに仕立られたり」(出典:俳諧・氷室守(1646)三) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例