矢母衣(読み)ヤホロ

デジタル大辞泉 「矢母衣」の意味・読み・例文・類語

や‐ほろ【矢母衣】

えびらの矢の上から、または空穂うつぼの穂の上からかぶせる袋状の布帛ふはく

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「矢母衣」の意味・読み・例文・類語

や‐ほろ【矢母衣】

〘名〙 雨湿炎乾に備えて、箙(えびら)の矢の上から、または空穂の穂の上からかぶせる袋状の布帛
※射御拾遺抄(1422)「矢ほろの事。衣あるひは紗なども苦しからず候、是も色不定」

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