布帛(読み)フハク

デジタル大辞泉 「布帛」の意味・読み・例文・類語

ふ‐はく【布×帛】

麻・木綿などの布と絹織物
織物総称。きれ地。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「布帛」の意味・読み・例文・類語

ふ‐はく【布帛】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 布と帛。木綿ものと絹もの。
    1. [初出の実例]「菽粟布帛之済人饑寒」(出典:艸山集(1674)一四・和李梁谿戒酒詩)
  3. 織物。ぬの地。きれ地。
    1. [初出の実例]「国中の人布帛製造の産業に利潤多きを見て一時に其本業を棄て先を争て之に赴き」(出典:西洋事情(1866‐70)〈福沢諭吉〉外)
    2. [その他の文献]〔孟子‐滕文公・上〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「布帛」の読み・字形・画数・意味

【布帛】ふはく

織物。〔礼記、礼運〕昔(むかし)は皮を衣(き)る。後世其の絲を治めて、以て布帛と爲す。

字通「布」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android