ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「矢状稜」の意味・わかりやすい解説
矢状稜
しじょうりょう
sagittal crest
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[変異]
比較的古くから研究されてきたきゃしゃな猿人と,がんじょうな猿人とは,主として頭部の形態と,からだの大きさの上で,違いが注目されている。頭部の形態の上では,がんじょうな猿人の方に特殊化が目立ち,頭骨全体ががんじょうで頭頂部に,咀嚼(そしやく)筋の発達を物語る矢状稜が見られるだけでなく,小さい前歯部と大きい臼歯部という相対的関係が,きゃしゃな猿人の場合よりも強調した形で認められる。脳容量(厳密には頭蓋内容積)は,きゃしゃな猿人で400~500cc,がんじょうな猿人で500~550cc程度と,わずかながら後者で大きめに推定されている。…
※「矢状稜」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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