知嚢・智嚢(読み)ちのう

精選版 日本国語大辞典 「知嚢・智嚢」の意味・読み・例文・類語

ち‐のう ‥ナウ【知嚢・智嚢】

〘名〙 たくわえもった知恵。また、知恵に富んだ人。知恵袋
霊異記(810‐824)中「智光大徳は、〈略〉白壁天皇のみ世を以て、知嚢日本の地を蛻(もぬ)け、奇神知らざる堺に遷りき」
史記抄(1477)一二「智嚢と云はるる者ぢゃほどに」 〔史記‐樗里子伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android