矪矢(読み)クルリヤ

デジタル大辞泉 「矪矢」の意味・読み・例文・類語

くるり‐や【×矪矢】

桐またはヒノキで作った小鏑こかぶら先端に、半月形小雁股こがりまたをつけた矢。水面を跳ね進むので、水鳥を射るのに用いる。くるりの矢。くるり。

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精選版 日本国語大辞典 「矪矢」の意味・読み・例文・類語

くるり‐や【&JISF6B5;矢】

  1. 〘 名詞 〙 桐または檜(ひのき)で小さな目無鏑(めなしかぶら)をつくり、その先端に矪根(くるりね)という半月形の小雁股(こがりまた)をつけた矢。水鳥や魚を射るのに用いる。くるりの矢。くるり。〔四季草(1778)〕
    1. 矪矢〈貞丈雑記〉
      矪矢〈貞丈雑記〉

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