短絡発電機(読み)たんらくはつでんき(その他表記)short-circuit generator

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「短絡発電機」の意味・わかりやすい解説

短絡発電機
たんらくはつでんき
short-circuit generator

大型遮断器の遮断容量試験の電源として使用される同期発電機。短絡試験時に大電流が流れるようにするため,発電機の内部リアクタンスを小さくし,回転子慣性モーメントを大きくしてある。大きいものとしては,短絡容量 3000MVA (連続定格では 150MVA) のものがある。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android