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でん‐げん【電源】
〘名〙
① 電力を供給するみなもと。
発電施設など、電気エネルギーを得る源泉。〔電気訳語集(1893)〕
② 機械などに電流が来るみなもと。電気コードのさしこみ口など。
※桃源郷(1960)〈
星新一〉「一時的に電源が切れるようになっているのです」
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電源【でんげん】
電気エネルギーを生ずる源。大規模に電力を発生する発電機のほか,電池,蓄電池等がある。発生する電流により直流電源と交流電源に分かれる。発電所や電力資源をさすこともある。→発電
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でんげん【電源 electric power source】
電気エネルギーの供給源。一般には電力会社が供給する50Hzまたは60Hz商用周波数の交流であるが,自家発電装置,電池なども電源となる。また,直流を必要とする電子回路などに対しては,商用周波交流を直流に変換する装置や回路を電源と呼ぶこともある。電圧,周波数,相数,最大負荷電力などで主要な性質を表現するが,特殊な電源装置には以下のようなものもある。定電流源はふつうの電源が,電圧が一定値に近いのに対し,ほぼ一定の電流を供給する電源,安定化電源は通常の範囲の負荷電流の変化や入力電圧の変化に対し,負荷の電圧などがほとんど変化しないように制御された電源装置,無停電電源は電力会社などの常用電源が停電しても,内蔵の電池などを用いて負荷には連続的に電力を供給し続ける電源装置である。
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世界大百科事典内の電源の言及
【電流】より
…なお,閉じた回路の面を貫いている磁束が変化すると,その回路に電流が流れるが,この現象は電磁誘導と呼ばれる。
[電気回路]
電流は電源の一つの極から出て導線を伝わり,抵抗などの負荷を通って電源の他の極に戻る。この電流の一周の道筋を電気回路といい,回路中の導線以外の要素を回路素子という。…
※「電源」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
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