同期発電機(読み)どうきはつでんき(その他表記)synchronous generator

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「同期発電機」の意味・わかりやすい解説

同期発電機
どうきはつでんき
synchronous generator

回転子の回転数で決る周波数交流を発生する発電機。現在用いられている大容量の同期発電機は,水車発電機タービン発電機である。前者水車に直結され,200~1000rpmのものが多く,水の落差を有効に利用するため立軸型のものが多い。後者タービンに直結され,高速度 (1500~3600rpm) で,横軸型である。発生電圧は直流発電機のように回転数を変えることで調節できないので,励磁電圧を変えて行う。ほとんどの交流発電機は同期発電機である。 (→エンジン発電機 )  

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android