砂漉(読み)すなごし

精選版 日本国語大辞典 「砂漉」の意味・読み・例文・類語

すな‐ごし【砂漉】

  1. 〘 名詞 〙
  2. (おけ)などにきれいな砂を入れ、これを透して水を漉(こ)し、汚れを取ること。また、その漉した水。
    1. [初出の実例]「茶が好うても水が好うなければならないが、砂漉(スナゴシ)何回も掛けなければ」(出典落語世辞屋(1890)〈三遊亭円朝〉)
  3. 酒を、砂の中にくぐらせて濁りを取ること。また、その酒。
    1. [初出の実例]「砂こしは水よく舟に新酒かな〈守常〉」(出典:俳諧・桜川(1674)秋二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む