硫酸滓(読み)りゅうさんさい

百科事典マイペディア 「硫酸滓」の意味・わかりやすい解説

硫酸滓【りゅうさんさい】

硫化鉄鉱焙焼(ばいしょう)して生じる亜硫酸ガスを硫酸製造に用いた後の焼滓。硫酸焼鉱とも。鉄分54〜57%を含み焼結して製鉄原料とする。硫化鉄鉱の多い日本では重要な製鉄原料の一つだった。
→関連項目硫化鉄鉱

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む