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硫化鉄鉱 りゅうかてっこうiron sulfide

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

硫化鉄鉱
りゅうかてっこう
iron sulfide

鉱物名としては,鉄の硫化鉱物すなわち黄鉄鉱白鉄鉱,グレーグ鉱,スミス鉱,マッキナー鉱,磁硫鉄鉱トロイライトなどの総称鉱石名としては,硫黄や硫酸原料 (ときに鉄原料) として採掘される硫化鉄鉱物の総称。

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百科事典マイペディアの解説

硫化鉄鉱【りゅうかてっこう】

鉄の硫化鉱物の総称。最も多いのは黄鉄鉱,磁硫鉄鉱で,焙焼(ばいしょう)して硫酸製造に用い,その残りは硫酸滓(さい)。日本は硫化鉄鉱資源に恵まれ,種々の型の鉱床が全国に分布していた。
→関連項目磁硫鉄鉱

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世界大百科事典 第2版の解説

りゅうかてっこう【硫化鉄鉱 iron sulfide ore】

主として黄鉄鉱FeS2白鉄鉱FeS2または磁硫鉄鉱Fe1-xSなどの硫化鉄鉱物からなる鉱石で,塊状鉱として天然に産するもの以外に,銅,鉛,亜鉛などの鉱石を浮選にかけた場合に副産物として生産される粉状の硫化鉄鉱物からなる精鉱も硫化鉄鉱と呼ばれる。硫化鉄鉱は焙焼して硫酸を取り出すのに利用される。天然に硫化鉄鉱を産する鉱床としては,キースラーガーkieslager(層状含銅硫化鉄鉱床),黒鉱鉱床,キプロス型塊状硫化物鉱床,陸上火山噴気型硫黄‐硫化鉄鉱床などがある。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

硫化鉄鉱
りゅうかてっこう
iron sulphide

硫化鉄の鉱物の総称。現在までに知られているものは、黄鉄鉱(FeS2)、白鉄鉱(FeS2)、グリグ鉱(Fe2+Fe3+2S4)、スマイス鉱(Fe9S11)、磁硫鉄鉱(~Fe7S8)、トロイリ鉱(FeS)、マッキノー鉱(~FeS1-X)などがある。いずれも焙焼(ばいしょう)して硫黄(いおう)を除去したのち、鉄鉱石として用いられることがある。[加藤 昭]

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