碁笥(読み)ゴケ

精選版 日本国語大辞典 「碁笥」の意味・読み・例文・類語

ご‐け【碁笥】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「ごげ」とも ) 碁石を入れる容器。碁石笥。碁の笥。〔文明本節用集(室町中)〕
    1. [初出の実例]「ごげなる石をひっ掴み」(出典:浄瑠璃・碁盤太平記(1710))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の碁笥の言及

【碁】より

…現在はまだ知識層にファンは限られていて,水準もいま一歩だが,もっと広い階層に浸透すれば進展は早まろう。
【用具】
 碁の用具は,碁盤と碁石と碁笥(ごけ)である。碁盤は縦約45cm,横約42cmで,厚さは15cmほどが標準とされる。…

※「碁笥」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む