磨り流す(読み)すりながす

精選版 日本国語大辞典 「磨り流す」の意味・読み・例文・類語

すり‐なが・す【磨流】

  1. 〘 他動詞 サ行四段活用 〙 墨をすって硯の池に流しためる。
    1. [初出の実例]「いざや、我等一筆づつ、忘形見残さんとて、墨すりながし、斯くばかり」(出典:曾我物語(南北朝頃)七)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

1 《「礼記」月令から》カワウソが自分のとった魚を並べること。人が物を供えて先祖を祭るのに似ているところからいう。獺祭魚。おそまつり。うそまつり。2 《晩唐の詩人李商隠が、文章を作るのに多数の書物を座...

獺祭の用語解説を読む