磯河内村(読み)いそこうちむら

日本歴史地名大系 「磯河内村」の解説

磯河内村
いそこうちむら

[現在地名]北条市磯河内

現松山市域に近い海岸沿いの山麓の村。西谷にしだに小川おがわ安岡やすおか鴨之池かものいけ和田わだの村々に囲まれる。

慶安元年伊予国知行高郷村数帳(一六四八)風早かざはや郡の項に「磯河内村 日損所、林少有」とみえ、村高は二六七石二斗二升五合、うち田方二二五石五合、畑方四二石二斗二升とある。天保郷帳では二七六石八斗二合とある。村名について明治一一年(一八七八)の「伊予国風早郡地誌」に「一時磯ノ川と称したが、明治元年九月磯河内とす」とあり、いそかわが用いられたことを記す。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android