礒ノ上村(読み)いそのかみむら

日本歴史地名大系 「礒ノ上村」の解説

礒ノ上村
いそのかみむら

[現在地名]天理市石上いそのかみ

田部たべ村の北方に位置する。和銅二年(七〇九)弘福寺田畠流記帳に「山辺郡石上村田弐拾捌町肆段壱伯肆拾陸歩」とみえ、「和名抄」山辺郡内に石上の郷名がある。延久二年(一〇七〇)の興福寺雑役免帳に石上寺田として七条四里・五里・六里が記され、その東部に立地する。永仁二年(一二九四)の大仏灯油料田記録に「磯上いそのかみ字タカマタ」、三箇院家抄(内閣文庫蔵大乗院文書)には「正願院寄磯上」と記す。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む