示合(読み)しめしあわせる

精選版 日本国語大辞典 「示合」の意味・読み・例文・類語

しめし‐あわ・せる ‥あはせる【示合】

〘他サ下一〙 しめしあは・す 〘他サ下二〙
仲間などとあらかじめ相談しあう。事を行なうに先立ち、互いに心をあわせておく。しめしあわす。
※殿暦‐康和三年(1101)一一月一七日「宮亮高実来云、御賀間宮内事示合、可有様示了」
② 互いに目くばせなどして知らせあう。

しめし‐あわ・す ‥あはす【示合】

[1] 〘他サ下二〙 ⇒しめしあわせる(示合)
[2] 〘他サ五(四)〙 =しめしあわせる(示合)
歌舞伎傾城忍術池(1785)発端「兵庫どのに諜(シメ)し合した内談

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android