発端(読み)ホッタン

デジタル大辞泉 「発端」の意味・読み・例文・類語


はっ‐たん【発端】

ほったん(発端)

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精選版 日本国語大辞典 「発端」の意味・読み・例文・類語

ほっ‐たん【発端】

  1. 〘 名詞 〙 ( 物事の端緒を発(ひら)くの意 )
  2. ( ━する ) 物事が始まること。また、物事や書物初め。始まり。いとぐち。はったん。
    1. [初出の実例]「発端は初命晉大夫魏斯趙籍韓虔為諸侯とあるぞ」(出典:史記抄(1477)一四)
    2. [その他の文献]〔宋史‐文彦博伝〕
  3. 心の底。胸中の奥深い所。
    1. [初出の実例]「Fottanyori(ホッタンヨリ) トガヲクリヲ スル〈訳〉心の底から喜んで、罪の償いをする」(出典日葡辞書(1603‐04))

はっ‐たん【発端】

  1. 〘 名詞 〙 物事の端緒をひらくこと。物事のはじめ。→ほったん
    1. [初出の実例]「発端 ハッタン」(出典:温故知新書(1484))

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普及版 字通 「発端」の読み・字形・画数・意味

【発端】はつたん・ほつたん

ことのはじめ。〔晋書伝〕(上)臣以爲(おも)へらく、三傳(左・公・穀)同じく春秋と曰ふと雖も、發端は異趣。案ずるに三家異同のの如き、~理に於て共にするを得べからず。

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