社燕(読み)しやえん

普及版 字通 「社燕」の読み・字形・画数・意味

【社燕】しやえん

燕。春の社日に来て、秋の社日に去るのでいう。宋・軾〔陳睦の州に知となるを送る〕詩 燕と秋鴻との如きり 相ひうて未だ穩(やす)からざるに、(ま)た相ひ

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出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

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世界大百科事典(旧版)内の社燕の言及

【ツバメ(燕∥玄鳥)】より

…【佐々木 清光】
[中国]
 ツバメはガンとともに代表的な渡り鳥の一種であり,一般に仲春に訪れ,仲秋に去った。中国では,春と秋の村祭(春社,秋社)のころにあたるので〈社燕〉とも呼ばれる。ツバメのさえずり(燕語)は美しく,さらに同じ巣にもどる習性があるため,いっそう旧友と再会するようななつかしさを与えた。…

※「社燕」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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