神の見えざる手(読み)カミノミエザルテ

デジタル大辞泉 「神の見えざる手」の意味・読み・例文・類語

かみ‐の‐みえざるて【神の見えざる手】

市場において、各個人の利己的な行動集積が社会全体の利益をもたらすという調整機能。アダム=スミスが「国富論」で提唱した。見えざる手。→市場原理
[補説]神の見えざる手(invisible hand of God)の語で用いられることが多いが、「国富論」の原文にはof Godの記述はなく、「見えざる手」のみで使われることもある。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 アダム スミス

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む