神南石(読み)かんなんせき

最新 地学事典 「神南石」の解説

かんなんせき
神南石

kannanite

化学組成Ca4 Al4(MgAl)(VO4)(SiO42(Si3O10)(OH6鉱物直方晶系,空間群Pnmm,格子定数a0.8802nm, b0.59919, c1.8882,単位格子中2分子含む。橙色ガラス光沢,板状結晶,モース硬度6,劈開{010}完全,比重3.43,平均屈折率1.788。鉄マンガン鉱石を横切る石英脈に産出し,神南石を含む脈は橙色に染まる。結晶は最大で15µm程度。バナジウムアルデンヌ石のCa置換体であり連続固溶体を形成する。愛媛県大洲市神南山において露頭から発見され,名称は発見地にちなむ。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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