神田盾夫(読み)カンダ タテオ

20世紀日本人名事典 「神田盾夫」の解説

神田 盾夫
カンダ タテオ

昭和期の新約聖書学者,西洋古典文学者 静岡英和女学院短期大学教授;元・東大教授。



生年
明治30(1897)年6月30日

没年
昭和61(1986)年7月19日

出生地
東京

学歴〔年〕
京都大学言語学科〔大正13年〕卒業

学位〔年〕
文学博士〔昭和33年〕

主な受賞名〔年〕
勲三等瑞宝章〔昭和47年〕

経歴
昭和7年東大講師、10年助教授を経て、28年1月東大教授となるが、3月退官して国際基督教大教授に就任。38年同大学の「キリスト教と文化」研究所初代所長となる。45年からは静岡英和女学院短大教授を務めた。著書に「パピルスの話」「新約聖書ギリシャ語入門」など。「神田盾夫著作集」全5巻がある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

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