神経板(読み)シンケイバン

大辞林 第三版の解説

しんけいばん【神経板】

脊索動物の発生初期に、脊索の背側に生じる肥厚。のちに表皮が盛り上がって閉じ、神経管となり、やがて中枢神経系や眼の原基を形成する。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

世界大百科事典内の神経板の言及

【形成体】より

…さらに発生が進むと胞胚の植物極側の1ヵ所で,表層の組織が内側に陥入をはじめ口唇状の原口blastoporeができる。原口の上唇部は陥入すると脊索や中胚葉を形成するほか,隣接する外胚葉を神経板neural plateに誘導する。神経板は神経管neural tubeを経て脳,感覚器官,脊髄などを形成する。…

【形態形成】より

…したがって,胚葉の各部域から形成されるさまざまな組織や器官の形態形成は,二次元的な胚葉部分が管や囊胞などの三次元構造へ変化する過程と見ることができる。たとえば,神経板neural plateの両側端が背方にせり上がり正中で癒合することで神経管neural tubeは形成される。次に神経管壁が随所でくびれたり外方に突出することで,脳胞や感覚器官の原基が形成される。…

※「神経板」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

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