神興村(読み)じんごうむら

日本歴史地名大系 「神興村」の解説

神興村
じんごうむら

津丸つまる辺りに比定される中世の村。「宗像大菩薩御縁起」には三所大菩薩(宗像社の三神)室貴むろき六嶽(現鞍手町室木)に着き、次に神興村に着いて初めて神威を輝かせたので神興村としたと記されている。建武元年(一三三四)三月二〇日の雑訴決断所牒(宗像社家文書惣目録/宗像大社文書二)には宗像社領として神興とある。正平二十三年宗像宮年中行事(宗像大社所蔵文書/神道大系神社編四九宗像)には「神興社」と「神興若宮三所大菩薩」が載る。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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