禅の勤め(読み)ゼンノツトメ

デジタル大辞泉 「禅の勤め」の意味・読み・例文・類語

ぜん‐の‐つとめ【禅の勤め】

歌舞伎下座音楽の一。銅羅どら大太鼓で奏する鳴り物で、寺院や寂しい土手の場面などに用いる。禅囃子ぜんばやし。ぜんづと。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の禅の勤めの言及

【歌舞伎】より

…〈車切〉とも書く。 禅の勤め(ぜんのつとめ)寺院に関係のある場面や人物に用いられる囃子。大太鼓,銅鑼(どら)を1人の囃子方が打ち囃す。…

※「禅の勤め」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android