秋付く(読み)アキヅク

デジタル大辞泉 「秋付く」の意味・読み・例文・類語

あき‐づ・く【秋付く】

[動カ四]秋の気配が感じられるようになる。秋めく。
「―・けば尾花が上に置く露のぬべくも我は思ほゆるかも」〈・一五六四〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「秋付く」の意味・読み・例文・類語

あき‐づ・く【秋付】

  1. 〘 自動詞 カ行四段活用 〙 秋になる。秋らしくなる。秋めく。《 季語・秋 》
    1. [初出の実例]「今よりは安伎豆吉(アキヅキ)ぬらしあしひきの山松かげにひぐらし鳴きぬ」(出典万葉集(8C後)一五・三六五五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android