秘書類纂(読み)ひしょるいさん

日本大百科全書(ニッポニカ) 「秘書類纂」の意味・わかりやすい解説

秘書類纂
ひしょるいさん

伊藤博文(ひろぶみ)のもとに山積した書類を編集した史料集。伊藤の生前に分類・整理したものを、平塚篤(あつし)、金子堅太郎(けんたろう)、尾佐竹猛(おさたけたけき)らが校訂し、1933年(昭和8)から36年にかけて公刊した。内容は、日清(にっしん)事件(発禁)、外交編、帝室制度資料、財政資料、法制関係資料、官制関係資料、兵政関係資料、台湾資料、帝国議会資料、実業・工業資料、朝鮮交渉資料、雑纂(ざっさん)の全24巻からなる(これに「憲法資料」全三巻を加える場合もある)。1890年から1900年前後の国家機密にわたる重要史料が収められている。

[大日方純夫]

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