空おぼめき(読み)ソラオボメキ

デジタル大辞泉 「空おぼめき」の意味・読み・例文・類語

そら‐おぼめき【空おぼめき】

知らない顔をすること。そしらぬふり。
御心のやうにつれなく―したるは、世にあらじな」〈・蛍〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「空おぼめき」の意味・読み・例文・類語

そら‐おぼめき【空おぼめき】

  1. 〘 名詞 〙 知らない顔をすること。そしらぬふり。そらとぼけ。
    1. [初出の実例]「冬やあらぬはるやさきだつはなみればそらおぼめきもしつべかりけり」(出典:斎宮女御集(985頃か))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ビャンビャン麺

小麦粉を練って作った生地を、幅3センチ程度に平たくのばし、切らずに長いままゆでた麺。形はきしめんに似る。中国陝西せんせい省の料理。多く、唐辛子などの香辛料が入ったたれと、熱した香味油をからめて食べる。...

ビャンビャン麺の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android