空知らぬ雨(読み)そらしらぬあめ

精選版 日本国語大辞典 「空知らぬ雨」の意味・読み・例文・類語

そら【空】 知(し)らぬ雨(あめ)

空の知らない雨の意で、涙のこと。
※後撰(951‐953頃)恋三・七一五「そらしらぬ雨にもぬるるわが身哉三笠の山をよそにききつつ〈よみ人しらず〉」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「空知らぬ雨」の意味・読み・例文・類語

そららぬあめ

《空から降ったわけではない雨という意から》のこと。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android