空篭(読み)からかご

精選版 日本国語大辞典 「空篭」の意味・読み・例文・類語

から‐かご【空駕籠・空籠】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 人などの乗っていない乗り物のかご
    1. [初出の実例]「そんなら、からかごなら、はしるか」(出典:咄本・軽口ひやう金房(1688‐1704)四)
  3. ( 空籠 ) なにもはいっていない入れ物のかご。
    1. [初出の実例]「嚢中の『マルク』七つ八つありしを、から籠の木の葉の上に置き与へ」(出典:うたかたの記(1890)〈森鴎外〉上)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android