精選版 日本国語大辞典 「窩窟」の意味・読み・例文・類語
か‐くつクヮ‥【窩窟・窠窟】
- 〘 名詞 〙
- ① あな。いわや。ほらあな。むろ。
- [初出の実例]「いたづらに仏辺の窠窟に活計せるのみなり」(出典:正法眼蔵(1231‐53)行仏威儀)
- ② 好ましくないものが、隠れひそんでいる所。
- [初出の実例]「西湖(支那)は、其の所在鹵湿、マラリヤ熱の窩窟となりて」(出典:日本風景論(1894)〈志賀重昂〉四)
ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...