窪田郷(読み)くぼたごう

日本歴史地名大系 「窪田郷」の解説

窪田郷
くぼたごう

和名抄」は高山寺本・東急本ともに「久保多」の訓を付す。平城宮出土木簡に「伊世国奄伎郡」「久菩多里私部小□□」とある。「吾妻鏡」文治三年(一一八七)四月二九日条所載の三月三〇日付公卿勅使伊勢国駅家雑事勤否散状に不勤仕の荘園として「窪田庄同前(因幡前司広元)」がみえる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 神鳳鈔 しと

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む