立ち散る(読み)たちあかる

精選版 日本国語大辞典 「立ち散る」の意味・読み・例文・類語

たち‐あか・る【立散】

  1. 〘 自動詞 ラ行下二段活用 〙 その場を立って散る。散り散りに退出する。
    1. [初出の実例]「けさの程、あさ霧におぼほれつる女房など、みなたちあかれつつやすむ」(出典:紫式部日記(1010頃か)寛弘五年秋)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android