立ち潜く(読み)タチクク

デジタル大辞泉 「立ち潜く」の意味・読み・例文・類語

たち‐く・く【立ち潜く】

[動カ四]間をくぐる。くぐって行く。
「あしひきのの間―・くほととぎすかく聞きそめて後恋ひむかも」〈・一四九五〉

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関連語 山辺 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「立ち潜く」の意味・読み・例文・類語

たち‐く・く【立潜・立漏】

  1. 〘 自動詞 カ行四段活用 〙 ( 「たち」は接頭語 ) 間をくぐる。くぐりぬける。
    1. [初出の実例]「あしひきの山辺に居れば霍公鳥木の間多知久吉(タチクキ)鳴かぬ日はなし」(出典万葉集(8C後)一七・三九一一)

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