立方水母(読み)りっぽうくらげ

精選版 日本国語大辞典 「立方水母」の意味・読み・例文・類語

りっぽう‐くらげリッパウ‥【立方水母】

  1. 〘 名詞 〙 刺胞動物のクラゲ類の一群。体が立方形をし、四本触手がある。アンドンクラゲなど触手に毒をもつ種類が多い。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の立方水母の言及

【腔腸動物】より

… ジュウモンジクラゲ類のアサガオクラゲやササキクラゲなどはポリプとクラゲが合着した形で,柄部の足盤で海藻などに付着し,傘を広げている。アンドンクラゲやヒクラゲなどの立方クラゲ類の傘には表面に刺胞群をもつものもあり,刺胞毒は激しい。旗口クラゲ類は4本の口腕をもち,傘の縁は多くの縁弁に分かれている。…

【ハチクラゲ類(鉢水母類)】より

… ハチポリプ亜綱Scyphostomidaeとエフィラ亜綱Ephyridaeとに分けられる。ハチポリプ亜綱はクラゲ型のみで,世代交代はせず,ジュウモンジ(十文字)クラゲ目Stauromedusaeと立方クラゲ目Cubomedusaeとを含む。立方クラゲ目のアンドンクラゲとヒクラゲの刺胞毒は激しい。…

※「立方水母」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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