精選版 日本国語大辞典 「触手」の意味・読み・例文・類語
しょく‐しゅ【触手】
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下等動物の体表に存在し、伸縮や屈曲を行う運動性の突起物を、一般的に触手とよぶ。同じ運動性の突起でも、鞭毛(べんもう)や繊毛には一定の内部構造が認められるが、触手にはそのような決まった内部構造は存在しない。触手の機能は動物種によって多様で、感覚器官、攻撃および防御器官(刺胞などによる)、捕食器官、固着器官などとして働くほかに、コケムシ類などでは呼吸器官としての機能も有する。触手の示す伸縮や屈曲の運動性は、触手を形成する筋肉によって行われるのが普通であるが、ナマコの場合のように、触手内部に体液を出入させて行うものもある。
[雨宮昭南]
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…軟体動物頭足類中,十腕形類(イカ類)にみられる1対の腕で,他の4対の通常腕よりはなはだしく長く伸ばすことができる。コウイカ類では第3,第4腕の間にあるポケットにたたみこまれていて,捕食の時にすばやく伸ばされる。それ以外のイカ類ではふだんは縮められているが,ポケットにたたみこまれることはない。触腕は柄部stalkと掌部clubからなり,掌部には通常2~4列,種によっては8~16列あるいは20列以上もの吸盤があり,その角質環の歯の大きさや並び方は通常腕のそれと異なっている。…
※「触手」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
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