立纓(読み)リュウエイ

デジタル大辞泉 「立纓」の意味・読み・例文・類語

りゅう‐えい〔リフ‐〕【立×纓】

冠のえいが上を向いて立っているもの。江戸時代以降、天皇が用いた。

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精選版 日本国語大辞典 「立纓」の意味・読み・例文・類語

りゅう‐えいリフ‥【立纓】

  1. 〘 名詞 〙 天皇が用いる冠の纓の形状をいう。江戸以前は纓を曲げる位置が高く、諸臣のように下に垂下しないものをいい、江戸以降は、纓を曲げず、高く立てたまま冠の纓壺(えつぼ)にさしこんだものをいう。
    1. 立纓〈孝明天皇肖像〉
      立纓〈孝明天皇肖像〉

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