竜灯(読み)リュウトウ

デジタル大辞泉 「竜灯」の意味・読み・例文・類語

りゅう‐とう【竜灯】

夜、海上に光が連なって見える現象竜神神仏にささげる灯火と言い伝えられるところからの名。不知火しらぬい 秋》
神社に奉納する灯火。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 不知火

世界大百科事典(旧版)内の竜灯の言及

【八海山】より

…前者の山麓部を中心とする山の神信仰は,登拝口にある里宮を中心に,作神として信仰されているが,なかでも山中に散在する多数の池を中心とする水分(みくまり)信仰が顕著である。また,旧暦の八朔(はつさく)の登拝(現,9月1日)と祭り,それに付随する竜灯(竜神が神仏にささげる火と説かれる怪火現象)伝承なども注目される。【宮本 袈裟雄】。…

※「竜灯」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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