…前者の山麓部を中心とする山の神信仰は,登拝口にある里宮を中心に,作神として信仰されているが,なかでも山中に散在する多数の池を中心とする水分(みくまり)信仰が顕著である。また,旧暦の八朔(はつさく)の登拝(現,9月1日)と祭り,それに付随する竜灯(竜神が神仏にささげる火と説かれる怪火現象)伝承なども注目される。【宮本 袈裟雄】。…
※「竜灯」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
文化財保護法に基づき、文部科学大臣が指定する史跡・名勝・天然記念物の総称。...