海上(読み)うなかみ

  • ▽海上
  • うながみ
  • かいじょう
  • かいじょう ‥ジャウ
  • かいじょう〔ジヤウ〕
  • 姓氏

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

千葉県北東部,旭市北東部の旧町域。九十九里平野北部にある。 1954年鶴巻村,滝郷村,嚶鳴村の3村が合体して町制。 2005年市,飯岡町,干潟町と合体して旭市となった。南部はかつての椿海干拓地で水田地帯。台地大利根用水を利用する畑作地帯で,ラッカセイ,サツマイモ,ニンジン,ダイコンゴボウマッシュルームなどを産し,酪農養豚養鶏も盛ん。

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大辞林 第三版の解説

うながみとも。かみはほとりの意
海辺。海岸。 わたの底沖つ深江の-の/万葉集 813
古くはかいしょうとも
海の上。海面。 -輸送

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

千葉県北東部、海上(かいじょうぐん)にあった旧町名(海上町(まち))。現在は旭市(あさひし)の北東部を占める地域。旧海上町は1954年(昭和29)鶴巻(つるまき)、滝郷(たきさと)、嚶鳴(おうめい)の3村が合併して町制施行。2005年(平成17)、旭市に合併。『和名抄(わみょうしょう)』には宇奈加美(うなかみ)とある。旧町域は九十九里平野の北端に位置し、JR総武本線、国道126号が通じる。西の干潟八万石(ひかたはちまんごく)の低地と、東の台地に二分されるが、農業が主産業で、養豚をはじめ米、野菜の生産のほか、養蚕も行われている。水(すい)神社永代大御神楽(えいたいおおみかぐら)と、倉橋の弥勒三番叟(みろくさんばそう)は県指定無形民俗文化財。[山村順次]

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精選版 日本国語大辞典の解説

[1] 〘名〙 (「かみ」はほとりの意。後世「うながみ」とも) 海のほとり。海辺。
※万葉(8C後)五・八一三「海(わた)の底 沖つ深江(ふかえ)の 宇奈可美(ウナカミ)の 子負(こふ)の原に」
[2]
[一] 上総国(千葉県)の北西部の旧郡名。養老川左岸の地。江戸時代、市原郡に併合されて消滅。
[二] 千葉県の北東端にあった海上(かいじょう)郡(現在は銚子・旭両市域)の旧称。
姓氏の一つ。
[1] 〘名〙 (古くは「かいしょう」) 海の上。海面。海路。
※観智院本三宝絵(984)中「伊豆島へながしつかはせば海上にうかびてはしるがごとし」 〔史記‐孝武本紀〕
[2] 千葉県の北東端にあった郡。ほぼ銚子・旭の両市域にあたる。古代から近代に至るまで「うなかみ」と呼ばれた。

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