端のお(読み)はしのお

精選版 日本国語大辞典 「端のお」の意味・読み・例文・類語

はし【端】 の お

  1. 「ほ」の字のこと。同音でかなづかい上問題になる「ほ・を・お」三字うちいろは歌の順で「を」を「中のお」、「お」を「奥のお」と呼ぶのに対していう。〔定家卿仮名遣(14C後か)〕
  2. 「を」の字のこと。同音の「を」と「お」の二字を区別するため、いろは歌の順に従って呼んだもの。〔仮名遣近道(1481頃か)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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