竹内松次郎(読み)タケウチ マツジロウ

20世紀日本人名事典 「竹内松次郎」の解説

竹内 松次郎
タケウチ マツジロウ

大正・昭和期の細菌学者 東京大学名誉教授。



生年
明治17(1884)年12月2日

没年
昭和52(1977)年7月27日

出生地
福井県武生

別名
号=十松

学歴〔年〕
東京帝国大学医科大学〔明治44年〕卒

学位〔年〕
医学博士〔大正11年〕

経歴
明治45年東京帝大助手となり、大正3年伝染病研究所技手を兼任。4年同技師となり、6年助教授となる。欧米に留学し、10年教授となって黴菌学講座を担当。昭和7年伝染病研究所所員を兼任、また19年松本医学専門学校長を兼任し、20年東大を定年退官。退官後の24年から29年にかけて福井大学長に就任著書に「近世細菌学 前後編」「小細菌学」などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「竹内松次郎」の解説

竹内松次郎 たけうち-まつじろう

1884-1977 大正-昭和時代の細菌学者。
明治17年12月2日生まれ。大正11年東京帝大教授。昭和19年から松本医専校長を兼任。24年福井大学長。昭和52年7月27日死去。92歳。福井県出身。東京帝大卒。著作に「近世細菌学及免疫学」「小細菌学」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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