竿の先の鈴(読み)さおのさきのすず

精選版 日本国語大辞典 「竿の先の鈴」の意味・読み・例文・類語

さお【竿】 の 先(さき)の鈴(すず)

  1. 口やかましく騒々しいこと。いたずらに多弁なこと、口先だけのことのたとえ。明治二〇年(一八八七)代までの京都で行なわれたいろはガルタの「さ」の文句では「竿の先に鈴」といった。
    1. [初出の実例]「さほのさきの鈴(スズ)なふるまふ言葉哉〈良継〉」(出典:俳諧・鷹筑波(1638)三)

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