竿立(読み)さおだつ

精選版 日本国語大辞典 「竿立」の意味・読み・例文・類語

さお‐だ・つ さを‥【竿立】

〘自タ四〙 馬などが前足をあげて、後足で立ちあがる。棒立ちになる。
浄瑠璃・箱根山合戦(1660)四「とびちがい、くいかかり、くるりくるりとまはりしが後にはやがてさほ立て、くんずたをれつ、かみ合ける」

さお‐だち さを‥【竿立】

〘名〙 馬などが前足をあげて、後足で立ちあがること。棒立ちになること。
大友記(17C前)豊州勢高城を責事、付耳川合戦之事「馬は足のとどかざる処にては、竿立にたって、あとばかりにて渡る」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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