後足(読み)シリアシ

デジタル大辞泉 「後足」の意味・読み・例文・類語

しり‐あし【後足/尻足】

あと足。うしろ足。
「鹿の―を取りて肩に引き掛けて」〈今昔・二三・二三〉

あと‐あし【後足/後脚】

獣・昆虫などの、尻に近いほうの足。うしろあし。
芝居で、馬の後ろ足となる役。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「後足」の意味・読み・例文・類語

あと‐あし【後足・後脚】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 獣などの、尻に近い方の両あし。うしろあし。⇔まえあし。〔日葡辞書(1603‐04)〕
  3. 芝居で、馬のうしろ足となる役。またその人。転じて下等の役者
    1. [初出の実例]「馬の跡足ははねるがしうちなり」(出典:雑俳・柳多留‐一一(1776))

こう‐そく【後足】

  1. 〘 名詞 〙 獣類のあとあし。〔韓詩外伝‐五〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

収穫年度を2年経過した米。《季 秋》[類語]米・玄米・白米・新米・古米・粳うるち・粳米・糯もち・糯米・黒米・胚芽米・精白米・内地米・外米・早場米・遅場米・新穀・米粒・飯粒・小米・屑米...

古古米の用語解説を読む