笑壺の会(読み)エツボノカイ

デジタル大辞泉 「笑壺の会」の意味・読み・例文・類語

笑壺えつぼかい

その場に居合わせる人がみんな笑い興じること。
「其の座にありける大名小名、興に入りて、―なりけり」〈盛衰記三四

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 つぼ 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「笑壺の会」の意味・読み・例文・類語

えつぼ【笑壺】 の 会(かい)

  1. 居合わせている人たち全員が笑い興ずる集まり。満座笑い興ずること。
    1. [初出の実例]「其の座に有りける大名、小名興に入て、えつぼの会(クヮイ)なりけり」(出典源平盛衰記(14C前)三四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android