笑止い(読み)しょうしい

精選版 日本国語大辞典 「笑止い」の意味・読み・例文・類語

しょうし‐・いセウシ‥【笑止】

  1. 〘 形容詞口語形活用 〙
    [ 文語形 ]せうし・し 〘 形容詞ク活用 〙 ( 名詞「しょうし(笑止)」の形容詞化 ) 気の毒である。また、滑稽である。おかしい。
    1. [初出の実例]「信玄公の氏政をさげすみ給ふ、とせうしく存ずる也」(出典:甲陽軍鑑(17C初)品三二)

笑止いの補助注記

「しょうし」を語幹とみて文語ク活用としたが、後の音「し」を形容詞語尾のように意識したとすればシク活用とも考えられる。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む