デジタル大辞泉 「笑止」の意味・読み・例文・類語
しょう‐し〔セウ‐〕【笑止】
1 ばかばかしいこと。おかしいこと。また、そのさま。「
2 気の毒に思うこと。また、そのさま。
「老の歩みの見る目―に」〈露伴・五重塔〉
3 困っていること。また、そのさま。
「あら―や、この御文の様も、頼み少なう見えて候」〈謡・熊野〉
4 恥ずかしく思うこと。また、そのさま。
「ほんにまあわしとした事が、始めての付け合ひになめたらしい、おお―」〈浄・嫩軍記〉
[類語]おかしい・おもしろい・
①の挙例の「高野本平家‐三」の箇所は、龍谷大学本では「今度の御産に勝事あまたあり」となっており、「勝事」と表記されている。「勝」と「笑」とは本来「ショウ」「セウ」として別音であるが、平安時代末にはその発音上の区別は失われていたと考えられる。
桜が咲くころの、一時的な冷え込み。《季 春》「―や剝落しるき襖ふすまの絵/秋桜子」[類語]余寒・春寒・梅雨寒・寒い・肌寒い・薄ら寒い・寒寒・深深・凜凜・冷え込む・うそ寒い・寒さ・寒気・寒波・厳寒・酷寒...