笞・楚(読み)しもと

精選版 日本国語大辞典 「笞・楚」の意味・読み・例文・類語

しもと【笞・楚】

〘名〙 (葼(しもと)を用いたところから) 刑罰の具。木の若枝でつくったむち、または杖。また、それで打つ刑。すわえ。しもっと。
万葉(8C後)五・八九二「楚(しもと)取る 里長(さとをさ)が声は」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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