第6咬頭(読み)だいろくこうとう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「第6咬頭」の意味・わかりやすい解説

第6咬頭
だいろくこうとう

ヒトの下顎大臼歯の内後方と後方の咬頭の間にできる過剰咬頭のこと。 1928年に A.ヘルマンによって第6咬頭と名づけられた。ヒトの下顎大臼歯は,ほぼ四角に並んだ4個の咬頭 (咬合面の突出部) とその後方の咬頭と合せて5個の咬頭をもつものを基本型とする。第6咬頭の出現頻度は,日本人で 20~30%である。さらに内前方と内後方の咬頭との間に過剰の咬頭が現れる場合があり,第7咬頭と呼ばれる。その出現頻度は,日本人で数%である。このような過剰の咬頭は歯冠の発達がよいことを示しており,その出現率に人種差がみられる。

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