笹原遺跡(読み)ささはらいせき

日本歴史地名大系 「笹原遺跡」の解説

笹原遺跡
ささはらいせき

[現在地名]米沢市中田町 笹原

まつ川西岸の自然堤防上、周辺より一―二メートル高い標高二二七メートルの微高地にある。昭和五六年(一九八一)発掘調査が行われ、二八〇〇平方メートルの低台地上より竪穴住居跡九棟・土壙二六基・溝状遺構二本が検出された。住居跡は四―六メートルほどの方形が多く、南・東・西などに竈をもつ。出土した土師器須恵器から八世紀後半から九世紀初頭の集落跡と考えられ、住居跡の重複関係や出土遺物により二ないし三期に分けられる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 和名抄 木簡 置賜

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む